眠中の脳内有害物質

眠中の脳内有害物質

歳とるとグッスリ寝れないとよく聞くが、先ごろ米国の大学から、深い眠りについている状態であるノンレム睡眠中に、脳内の有害物質が洗い流されている可能性があるという報告があった。

11人の健康な成人を対象に、非侵襲的な方法を用いて睡眠に関する研究を実施した。研究では、MRIを用いて脳脊髄液の流れを観察し、脳波によって脳内の細胞の電気活動を測定した結果、ノンレム睡眠の中でも大きくゆるやかな波が現れる深い眠りの段階である徐波睡眠中の研究参加者において、脳活動で徐波が起こるたびに血流の速さや量が変動し、脳脊髄液が大きな振幅を有する波として脳内の隙間に流れ込んでいることが分かったのだそう。

人は加齢とともに徐波の出現量が減少する。徐波が減ると、脳内の血流量にも影響が及び、睡眠中の脳脊髄液の律動的な動きが減少し、有害物質の蓄積と記憶力の低下をまねく。なぜ睡眠の質が低いと認知症や心疾患、うつ病といったさまざまな慢性疾患のリスクが高まるのかを、今後の研究で明らかにしたいと述べられていた。

質の高い睡眠、心がけたいものである。

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