雨ニモマケズ風ニモマケズ

雨ニモマケズ風ニモマケズ

先日の豪雨の爪痕がまだ残る中での台風接近、皆さま本当にお気を付け下さい。

数年前の東北震災後、東北は岩手県出身の患者さんが、身内の復興を手伝いながら、いつも頭の中に宮沢謙司のある詩が頭の中を流れていたといっていた。 有名な「雨ニモマケズ」。

岩手県の花巻に実在された斉藤宗次郎さんと言う人が、詩のモデルとされています。 大変ご苦労された方だそうで、同じ花巻の宮澤賢治が若かりし頃、その方の生き方にとても感銘を受けて出来た詩だそうです。

特に東北ご出身の方にはとても感慨深い詩なのでしょう。 こんな時代だからこそ、改めて勇気付けられます。

雨にも負けず(読みやすく現代風に)

「雨ニモマケズ」

雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち

慾はなく

決して怒らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と

味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを

自分を勘定に入れずに

よく見聞きし分かり

そして忘れず

野原の松の林の陰の

小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子供あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば

行ってこわがらなくてもいいといい

北に喧嘩や訴訟があれば

つまらないからやめろといい

日照りの時は涙を流し

寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにでくのぼーと呼ばれ

褒められもせず

苦にもされず

そういうものに

わたしは

なりたい