体感温度30度未満でも熱中症

体感温度30度未満でも熱中症

米国労働安全衛生局の研究者が、2011~2016年に屋外での勤務中に発生した熱中症の25症例(このうち14例が死亡)に着目し調査した結果、華氏85度(摂氏29.4度)程度であっても、熱中症で死に至る可能性のあることが分かったと報告していた。

25例中12例が肥満や糖尿病、高血圧、心疾患、降圧薬や利尿薬などの特定の薬剤や違法薬物の使用といった熱中症のリスク因子を一つ以上保有していたことも分かった。 降圧薬や利尿薬は身体の体液バランスに影響し、猛暑時には脱水リスクを高める可能性があるという。

死亡した14例中13例は中等度以上の負荷がかかる作業を行っており、服装をみると、25例中4例は通気性の悪い厚手の服を着用していた。 さらに、25症例全体では、発症時の熱指数の中央値は華氏91度(摂氏33.3度)であったが、その幅には華氏83度(28.3度)から華氏110度(43.3度)までばらつきがみられたそうだ。

気温ばかりにとらわれず、この時期は皆注意あれ。