思春期男子の肥満抑制には。

思春期男子の肥満抑制には。

小児や思春期の若者における肥満増加は世界的な問題とされているそうなのだが、世界各国に比べて日本の肥満率は低いらしく、その要因の一つに「学校給食プログラム」の影響が指摘されていても、明確なエビデンスは得られていなかった。 

そこで今回、東京大学の先生達の研究チームが、過去10年間で中学校の給食の実施率が上昇した点に着目し、政府統計の公開データを用いて、学校給食が思春期男女の肥満に及ぼす影響を調べた。

その結果、都道府県レベルの学校給食の実施率が10%増えると、男子では翌年の過体重の割合は0.37%、肥満の割合は0.23%低下することが分かった。 2015年の学校保健統計調査の報告(中学生男子の約10%が過体重、約5%が肥満)を踏まえると、学校給食の実施率の10%増加は1年間で過体重の男子の3.7%、肥満の男子の4.6%が減少することを意味するという。

しかし一方で、女子では学校給食の実施率の向上により過体重や肥満の減少傾向はみられたが、統計学的に有意な結果ではなかった。 また、学校給食の実施率によるやせの割合や平均体重、平均身長への影響は男女ともにみられなかったそうだ。

やっぱさすがダネ!日本の学校給食プログラムは。 母のお弁当も素敵だが、給食も万歳である。