若者で発症しやすいがん報告

若者で発症しやすいがん報告

15~39歳を「AYA世代」って言うんですね。知らなかった... 「Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)」の略で、国内に対象となる年齢の明確な定義はないが、米国立がん研究所は15~39歳と定義しているそう。

その「AYA世代」と呼ばれる若年層で発症しやすいがんの種類の年代別分析をまとめた報告が、わが国日本国立がん研究センターから。

それによると20代は卵巣がんや精巣がんが多く、30代では乳がんがトップ。14歳以下の小児や中高年に比べ、治療体制や支援が不十分とされるこの世代のがんの罹患状況がまとまったのは初。

年代ごとで多いがんの種類をみると、小児と15~19歳では白血病が最多だが、15~19歳で卵巣がんや精巣がんなどの胚細胞腫瘍・性腺腫瘍の割合が倍増し、20~29歳では最多となった。 一方で、30~39歳では女性の乳がんや子宮頸がんなど中高年にも多いがんが上位になった。

研究者によると、発症しやすいがんの種類が異なることについて、「明確な原因は分からないが、10代後半~20代は、第2次性徴の影響が考えられる。30代で乳がんが増えるのは、女性ホルモンの影響を受けるためではないか」と述べていた。

全世代に於いて、更なる医療の発展を望む。