渇いたら飲むではパフォーマンス低下

渇いたら飲むではパフォーマンス低下

米国の大学から、運動中に喉の渇きを感じてから飲むという水分補給の仕方では脱水状態に陥りやすく、喉は渇いていなくても胃の中の水分量が不十分な場合、スピードや出力が低下し、パフォーマンスが低下する可能性があると報告があった。

7人の自転車競技選手に高温で乾燥した環境下(気温35度、湿度30%)で2時間、エルゴメーターのペダルをこいでもらった。 その際、盲検下で流れた汗と同量の水を経鼻胃管により直接胃に補給するか(非脱水群)、脱水状態をもたらす不十分な量の水を補給した(脱水群)。 自然な喉の渇きを抑えるために両群ともに25mL(ティースプーンで約5杯分に相当)の水を5分ごとに摂取。 さらに、運動のペースが一定に保たれる状態となって2時間後、全ての選手に全速力で5kmの走破時間を競ってもらった。 

その結果、両群ともに喉の渇きは感じなかったにもかかわらず、脱水群では非脱水群と比べてペダルをこぐスピードや出力が低下していた。また、深部体温も脱水群では非脱水群と比べて高かったそうだ。

たかが水分、されど水分。 此れからの季節特に注意して欲しい。