たった二週に一回の軽い運動でも。

たった二週に一回の軽い運動でも。

日本人の2型糖尿病患者では、50分間の軽度な運動を2週に1回行うだけでも血糖コントロールが改善するほか、軽度な運動に食事療法を併用すると減量にも有効な可能性のあると、日本の医科大の先生たちが研究報告されていた。

研究は2013年9月~2017年8月の間に運動プログラムに1回以上参加した外来の成人2型糖尿病患者49人と、年齢やBMIを一致させた同じ期間中に運動プログラムに参加しなかった同患者83人を対象に実施。 2~2.5METsと軽度な強度で1回50分の運動プログラムを専門家のもとで2週に1回開催。 10分間のストレッチを行った後、個々の身体強度や体重に合わせた軽度の運動をそれぞれ20分間。 対象患者の運動プログラムの参加回数と食事療法の有無を確認し、血糖コントロール状況とBMIの変化との関連を調べたそう。

その結果、HbA1c値(赤血球中のヘモグロビンのうちどれくらいの割合が糖と結合しているかを示す検査値)が改善する確率は、運動プログラムに参加しなかった患者群と比べて1~2回参加した患者群では2.76倍、3回以上参加した患者群では4.17倍に上ることが分かった。 また、BMIについては運動プログラムに参加すると、参加しなかった患者群と比べて1~2回参加した患者群では1.60倍、3回以上の患者群では0.95倍低下傾向がみられた。

また、全ての対象患者を運動療法と食事療法の有無で4群に分けて比較した結果では、どちらも行わなかった群と比べて、運動療法または食事療法単独でもHbA1c値が改善する確率は高まったが、これらを併用した場合にはその確率は9.69倍に上昇。さらに、運動療法と食事療法を併用するとBMIが低下する確率は2.17倍となったという。

何事も焦らず無理せずコツコツと。