禁酒禁煙、強い意志だけでは駄目。

禁酒禁煙、強い意志だけでは駄目。

飲酒習慣に問題のある英国の成人約3,000人を対象とした研究から、飲酒量を減らしたいという「減酒」の意欲があっても、その後の飲酒量の減少には結びついていないのが実態であることが分かったそうだ。

英イングランド地方で16歳以上の男女を対象に実施されている調査に回答した飲酒者のうち、飲酒量が標準量をやや上回るレベルから、アルコール依存症の疑いがあるレベルまでを含む高リスク飲酒者計2,928人のデータを調査して分析。

その結果、初回調査時に約5人に1人が「酒量を減らしたい」と回答し、そうした減酒の意欲のある飲酒者では、意欲を示さなかった飲酒者と比べて2回目の調査時までに実際に減酒を試みた人の割合が高かった。 しかし、全体の平均飲酒量は初回調査時と比べて2回目の調査時には減少していたにもかかわらず、初回調査時に減酒の意欲を示した飲酒者では、そのような意欲を示さなかった飲酒者と比べて2回目の調査時の飲酒量はむしろ多いことが今回の研究で分かったと報告されていた。

研究者が言うには 「酒量を減らそうと試みても、結局すぐに "いつものパターン" に戻ってしまうというのはよくある話だ。今回の研究結果はそれに当てはまる」 と、まったくもって耳の痛い御意見。

よい減酒の方法として「自分の飲酒量を記録する」「酒を飲みたい気持ちにさせる人や場所を避ける」「飲酒に代わる趣味や活動を見つける」。  ただし、状態が悪化する前に早めに専門家を頼ることも大切だとも強調していた。  気合と根性は長続きしないと言う事だ。