治療しにくい競技

治療しにくい競技

トレーニングと治療の難しさの違い、意外にも一線でスポーツ指導に当たる者でも理解しにくい。 動きが良くなれば痛みが取れ、治ると勘違いする。

競技の特性によっても難しさは変わる。 レベル向上はどの競技も難しい。トレーニングも当然簡単なんて競技は無い。 治療も簡単という競技は無いが、より難しい競技はある。

相手とフルコンタクトする競技は特に難しい。どんなにこちらがこう動きたいと思っても、相手はそれを全力で阻止して来る。 柔道やレスリングはもとより、バレーボールとバスケットボールの違いは分かり易い。 要は不確定な要素が大きい競技順に難しい。 インドアよりアウトドア競技の方が、風・天候の影響を受けるように。

治しやすい競技があるという意味では無く、例えば膝が痛い、前十字靱帯を痛めたからと言って、どの競技も同じように治療やリハビリをする事など無いと言う事である。

患者は自分の症状に不安で、今の治療に不満でやって来る。 我々の仕事は治す事以前に、その気持ちを全力で受け止める事から始まる。  技術より知識より、まずは誠実さ。 治す側も患者側も選手側も、最も忘れてはならない。