痛みの学問とシェークスピア

痛みの学問とシェークスピア

痛みの学問を学ぶ時、海外の医学部ではシェークスピアを学ぶと聞いた事がある。 その中のリア王について考えるそうだ。

正直もって偉そうに言えず、恥ずかしい話ではあるがシェークスピア、全然詳しくは無い。どうやらその話の中で王様だか王子だかが捕まって、焼いた火鉢で目をえぐられるシーンがあるそうなのだが、そのシーンになると何百年も前から多くの観客が『ギャーッ!!』と悲鳴を上げるそうなのだ。

その悲鳴こそが重要。 痛みは他人に伝わることは無い。 しかし "共有" する事は出来るのだ。

他人との共有、自分の過去の記憶との共有。 赤ん坊にお化け見せても泣かんが、3歳児ぐらいになると泣く。 お化けは怖いものだとどこかで経験しているのだ。

寒いと痛い、天気悪いと辛い。いつもよりすぐれないから、諸々すぐれない。

痛みとはそういうもの。気のせいとか性格とか歳のせいだとかにしてはならぬのだ!! 痛みと付き合う、向き合う為にサポートをする。それが我々の仕事でもある。 そして一日一日と前へ進もう。