人生を変えたひと言、のひとつ。

人生を変えたひと言、のひとつ。

仕事柄、様々なスポーツ関係者もやってくる。 プロの選手、コーチはもちろん、時に監督、珍しいところだとスカウトマンと言う人も。スポーツメーカーにいても、中々スカウトマンの方にお会いする機会は無い。患者にJリーグやプロ野球のスカウトの方もいる。で、お互い裏話満載で盛り上がる。

数年前の話になるが、その某プロスポーツチームのスカウトマンの患者との会話が、当時、小生のターニングポイントのひとつになった事があった。

以前はもの凄く強かったそのチーム。 残念ながら成績は見る見る下がり、全盛期の勢いはまるで無くなってしまっていた。 何故そうなったのか?誰が一番悪いのか??と、ド直球で患者に尋ねた。 正直、当然選手ダ!とか、コーチだとか監督だとか、チームオーナーだ!!なんて答えを期待していたのだが、開口一番、間髪入れず返された言葉は小生にとって意外なものであった。

『トレーナーだねっ。 当然選手はダメだよ。それでも頑張って練習して怪我でもするよね。それでドクターのとこ行って休めって言われたら選手は休むわけ。 で、それ聞いたトレーナーも休ませるわけ。 何言ってんだよ!動けないのを動けるようにするがお前らの仕事だろ!だったら要らねーじゃん!!』

そう、簡単にいえばそういう事。目の前の問題をよりいっそう解決する為にスタッフは居る、我々は居る。

勉強と学習の意味の違いすら理解できねば論外であるが、医師になるのであれば医師の勉強、医師・病院で治らぬのであれば他の勉強。あとは圧すか揉むか運動かの話し。 今回はたまたまトレーナーではあったが、どの職業でも同じである。 他の誰でも無い自分になろう。