そもそも痛みとは何か? 人間には様々な痛みに関与するセンサー、受容体がある。熱に反応したり、圧力にだったり変形だったり。 それぞれが防御的に反応し興奮し痛みとして危険・注意信号を発する。
折れて切れて組織損傷は勿論、当然炎症もその部類だが、時として必要以上に興奮して信号を送ることがある。
そもそも真の運動療法とは動きの質を改善するものであり、うわべのフォーム改善では無い。 動きにかかわる全ての反応を改善するという事。 圧力や変形など、適切適宜に刺激を送り、順応・適応させ興奮を鎮めるもの。決して抑えるものではなく。
スポーツで発症する障害の多くは、専門用語で説明すると『筋骨格起因による慢性運動機疾患』といい、それらの最大の治療は運動療法だと世界的に定義されている。
しかし、残念ながら未だ五十年前の腰痛学、整形外科学が世に多いのが現状。
何かの縁でウチに学びに来る若者が年に数名いるが、そんな彼らの力に少しでも成れればと日々思う。
頑張れ若人!!