AEDとCPRの神経学的予後

AEDとCPRの神経学的予後

こういうネタは一般的に悩ましい問題を生みかねないが、あるひとつの研究報告として。

米国で、溺水事故に遭い心停止のみられた908人を対象として、神経学的予後について検討。 

今回の研究は決して後ろ向きなものでは無く、「心停止に至った人に対し、まず命が助かってほしいと願うことは確かである。しかしたとえ生存できても、持続的に植物状態になってしまったなら、それで良かったと考える人はほとんどいないであろう。そのため今回は、神経学的予後の良し悪しに基づいて結果を層別化したものだ」 と 研究者の先生はまず述べている。

現場に居合わせた人がすぐに胸骨圧迫(CPR)を始めれば、溺水者は脳機能の良好な状態で退院できる可能性が3倍になることが判明した。 しかし一方で、自動体外式除細動器(AED)による治療を受けた場合、溺水者の予後は悪化するようであったという。

AEDの使用により神経学的予後が悪くなる可能性・理由を説明することは難しい。 もしかしたら、AEDの使用によりバイスタンダーCPRの質が低下したり、途切れたりしたのかもしれない。 心停止を目撃したら、救急車を呼び、1分間に100回の胸骨圧迫を行うことだ。それによりその人の命を救える可能性がある」と述べられていた。

夏・海これから本番の時期、気をつけていきたいものだ。