血糖値には食べるタイミングが重要です。

血糖値には食べるタイミングが重要です。

全国的に消費量が減少し、日本の食卓から姿が見えなくなりつつある「ヤマトイモ」。  以前からそのヤマトイモ50gを米飯120gと同時に摂取すると、米飯150gだけを摂取した場合に比べて食後30分の平均血糖値の上昇を約30%抑え、インスリン分泌量にも減少傾向がみられることが分かっていたそうなのだが、ヤマトイモの摂取タイミングを変えた場合の食後血糖値への影響を調べた研究報告が先ごろあった。

今回の研究では21時以降を絶飲食で過ごしてもらった翌朝に、(1)米飯150g摂取群、(2)米飯120g摂取群、(3)米飯120g+ヤマトイモ50g同時摂取群、(4)米飯120g+ヤマトイモ50gを15分前に摂取する群、(5)同30分前摂取群の5群にランダムに分けて調査した結果、米飯150g摂取群に比べて、ヤマトイモを15分前に摂取した群では食後30分の平均血糖値の上昇が有意に抑えられることが分かった。またいずれの摂取群でも米飯だけ摂取群より血糖値の上昇曲線下面積は低かったそうだが、30分前の摂取群では血糖値そのものの抑制は確認されなかったという。

ヤマトイモを15分前に摂取した際に食後30分の血糖値が抑えられた要因について、(1)ヤマトイモの粘性の特性により食品が胃内に長く留まり、胃内排泄速度が遅延して糖質の吸収速度が遅くなった可能性。  (2)ヤマトイモに含まれるムチンなどの水溶性の粘り成分が米飯を包み込み、消化酵素による糖の分解が抑えられて小腸粘膜でのグルコースの吸収が遅延した可能性があると述べられていた。

今回の研究では生のヤマトイモではなく市販の冷凍ヤマトイモを使用したそうなのだが、そもそも冷食があったなんてしらなかった。 便利な時代になったモノだ。 買ってこよっと。