注意欠如・多動症とスポーツの関係

注意欠如・多動症とスポーツの関係

注意欠如・多動症(ADHD)の人は個人競技よりも団体競技をする傾向があるとの研究結果が、米国スポーツ医学会で報告された。

ADHDの選手は自分でコントロールできる部分が多く、反復練習が多く、自分の持つ責任や仲間と敵の役割について心配する必要がないテニスやゴルフなどの個人競技に惹かれる傾向があるのではないかと予想していたのだが、実際は予想に反して、ADHDの選手では団体競技をしている可能性が2倍であり、アメフトやホッケー、ラクロスなどのコンタクトスポーツに参加している可能性は142%高くなることが分かったそうだ。

これは超意外な結果である。 今回の研究者の先生は、「ADHDの若者では衝動性が高く、無謀な行動がわずかながら多くなることが知られている。ADHDが怪我につながるわけではないが、その特徴を考えると、特にコンタクトスポーツではリスクが高まる可能性がある」と話していた。

選手自身、保護者、コーチ、トレーナーが率直に話し合い、協力してスポーツでの成功に必要な方策を提供することが重要だとも述べられていた。

指導者に更なる質の高い意識と努力が必要である。