なんちゃって治療家、トレーナー、アスリート。

なんちゃって治療家、トレーナー、アスリート。

昨晩友人たちと、そこそこ安くてそこそこ美味しいイタリアンに行った。

夜遅くにもかかわらず、街も店も多くの人で賑わっていた。 軽く呑んで食べるつもりだったので4人でカウンターに腰を下ろした。 若い店のスタッフ達が感じ良くテキパキ仕事をこなしていた。 料理・調理もテキパキなのだが、よく見ると殆ど火を使っていない。8割がた湯煎。 そう、既製のソースを温めて混ぜるだけ。  まぁコレはコレで旨いから良いのだが、小生が一番心配なのは、その若いスタッフ達の5年後10年後。 万が一にもイタリアン料理の店に再就職などとは...

ウチにも年に数名、募集していなくても雇ってくれとやって来る者がいる。 雇ってあげたいのは山々なのだが、技術では無く、心のスキルが既に職種からずれてしまっている。 恐らく前職場が大きく逸脱していたところなのだろう。

以前マラソンの有森さんが "なんちゃってアスリート" について書いていた事があるが、取り組み方からして間違えている人間が多すぎる。 本読んでちょいスクール行って治せると思っているスポーツトレーナーや、肩揉み治療の治療家に来られても、力になれる事がまるで無い。

明敏な先生ほど、おいそれと人前に進んで喜ん出たりはしない。 底辺な小生のレベルでもそんな時間すらまるで無い。 ようは診て無いんだよね、患者さんを、その時間。

その答えが分かるのは、自分一人で道を歩み始めてから。 何屋でもそうだが、客は来ない、患者は来ない。 過去何人も理学療法士君が独立して自分で治療院を開業したが、多くが患者が来なくて途方に暮れる。 治療とは、知識や技術で無いと言う事に初めて気づく。

コーチとトレーナーの領分、もちろん治療する人間の領分はそのどちらでも無い。 だから専門家と言う。 専門じゃ無い専門家、いやはや困った時代である。