アイデンティティーの喪失

アイデンティティーの喪失

先日、自宅近所の家が最新型の車に買い替えた。 CMでも見ていたその車、実物を見たらやはりカッコいい。 デザインが今どき。 しかしそんなデザインも、必ず5年10年経つと色あせて見えてくる。 デザインとはそういうものなのかも知れないが、だが中には色あせず永く多くの人に愛されるデザインもある。 その差は何か?

前職時代、会社に居たデザイナーの人間と酒を呑みながらデザインについて語り合った事がある。  ただ単純に可愛いカッコいいデザイン。 それも良し。 だがそのデザインに歴史やアイデンティティーを見出せてこそ、永く多くの人に愛されるデザインになるのではないかと、そのデザイナーが言っていた。

昨日もあるコラムで、『牛丼の吉野家が60年続けてきた、インターネットには真似出来ない事』と言うのを読んだ。  それは他の牛丼チェーン店と違い、券売機を導入しないと言う事である。 創業以来続く、「お客様にあい対して接客する」というポリシーを貫いているからだそうだ。

その商品、そのサービスを通して何を見るか? 昨今、自分の欲や主張を全面に押し出す傾向が大変強い。 改めて我が身を振り返る。