親友を作れぬ者

親友を作れぬ者

昨年後半、とても色々考えさせられる一年の終わりとなった。

細々商売の我が院、日々診れる患者も僅かなのだが、それでもその多くが様々な院を渡り歩き、何かの縁でやって来る。 その中でも昨年は昔の患者、昔の友人が困り果て、足を引きずりやってきた。

当然小生は医師でも無ければ、学者でも博士でも無い。 そんな小生を信じて頼ってやってきてくれる。 その信頼、気持ちに誰よりも全力で答える。 信頼せねば信頼してもらえぬ。どちらが先とか後の問題ではなく、双方が心の奥底から常に想い合うもの。

日ごろ連絡を取り合わなくとも繋がっている関係ともいうが、それは親友で無くても友達でも同様。 胸を張って親友と言う存在ががいると、果たしてどれだけの人間が言えるのであろうか?

嘘偽り、損得打算、心に曇りなく他人を信頼できる心を持ち合わせねば、友であれ仕事上であれ、真の人間関係は決して生まれぬのである。