ヨガで捻挫・骨折、増えてます!

ヨガで捻挫・骨折、増えてます!

米国において、ヨガによる捻挫・骨折が年々増加しているという報告があった。 

小生の院でも年に数名、ヨガで腰痛・ぎっくり腰の患者が必ずやって来る。 ヨガブームな年は必ず増加。 本人か指導者か、責任の所在は様々だが、必要以上に関節を捻じって引き離して離開させて。 ヨガに限らずジョギングであれ何であれ、ナンちゃって専門家は駄目である。

米国のヨガの話しに戻そう。 2001から2014年の4年間に約3万人の米国人がヨガによる捻挫・骨折、その他の傷害で救急科を受診したそうであり、ERでの治療を要する傷害の発生率は年々徐々に上昇しているという。

この障害等の数字は、実際にヨガに取り組む人数に比べれば少数であり、深刻な傷害が起きる可能性は依然として低いらしいのだが、2001年のヨガ人口10万人あたり約9.5人から2014年には17人に増加した事を考えると、無視も出来ないようだ。

傷害の種類は、関節捻挫・筋挫傷が45%、骨折が約5%と言う報告も有り、特に65歳以上の高齢者で最もリスクが高く顕著であり、2014年はヨガ人口10万人あたり58件の傷害が発生した。 この数は全年齢の発生率10万人あたり17件に対しての、実に3倍以上にもあたる。

研究者の先生は最後にしっかり、「全体としてヨガは比較的安全で、それ以上に利益がある可能性がある」とも述べており、自分にあわせた難易度のクラスで始めることが重要だと説明していた。 人生何事も身の丈で。 背伸びして見誤ってはいかんと言う戒めである。