アレルギー性喘息、アトピー型喘息

アレルギー性喘息、アトピー型喘息

今年の初めにも書いたなかなか治らない咳の話し、慢性咳嗽について。 小生の所へは毎年春の初めに患者が多いのだが、今月既に何名も。 

治療こそ限られるのだが、薬で良くならないのだから、薬以外を試すしか手は無い。 しかしこの説明、説得がなかなか難しい。 その内容もさることながら、長く通院お付き合いしている先生を、絶対的に絶大に100%信頼しきってしまっているケースも有る訳で。

治療する側としては冥利に尽きるが、常に発想は柔軟に。勿論双方とも。

先日、室内のアレルゲンを低減することが子どもの喘息管理に役立ち、薬物療法の必要性を減少できる可能性があるという米国小児科学会から報告があった。 あまり神経質になり過ぎてもだが、チリやダニ、カーペットやぬいぐるみに対する注意はやはり必要であると述べられていた。

それ以外にも重要な点として、喘息小児の約半数はカビに感受性があるとか、持続性喘息がある小児の3分の2はネコ・イヌにアレルギーがある。 ゴキブリ・ネズミの糞も一般的なアレルギー性喘息の誘因であり、日本では少ないカモであるが、都市部の貧困家庭では、ネズミのアレルゲン濃度は郊外の家の1,000倍高い可能性があるという。  我々にも身近だと、ガスストーブなどのガス器具も、喘息を増悪させる可能性があるや、芳香剤や洗剤に含まれる化学物質は気道を刺激することが多く、喘息発作につながるなどとも報告されていた。

咳に限らず、かなかな治らぬのなら、まず身の回り、考え方、発想から変えねばである。