腰痛プラセボ薬

腰痛プラセボ薬

慢性腰痛の患者に薬がプラセボ(偽薬)だと教えて飲ませて、知らされたその患者がどうなるか? 当たり前に考えたら効果ゼロだと思うのだが、米国ボストンで行った研究によると、プラセボだと知りながら飲んだ場合でも、症状が軽減する可能性があることが示され、従来の腰痛治療に加えて偽薬を服用した患者は、従来の治療だけを受けた患者よりも、疼痛や身体障害が少なかったそうだ。

語学力に乏しいので細かい原文言い回しは分からんが、 "患者と医師の関係性に基づいて薬を飲むという行為は症状に変化をもたらす儀式となり、症状を制御する脳領域を活性化させると考えられる" とあった。

これは医師や看護師との交流、薬の服用、医療システムのあらゆる形式や象徴を含めた治療に真剣に取り組むことの利点であり、医療従事者との温かく共感的な関係なしにプラセボを服用しても、おそらく効果はないとも述べられていた。

頭でっかちな知識だけではなく、膝を付け合わせて患者と向き合う事の大切さを改めて感じる。