高たんぱく質食摂取と筋肉量

高たんぱく質食摂取と筋肉量

テレビやSNSで芸能人が減量ネタを多量にアップしているが、見てくれ商売人が見せびらかしにダイエットならば目的は分かりやすい。 しかし一般人は見てくれだけに固執する訳にはいかない。 当然そこに健康と言うものが存在する。

先日、米国医科大の研究チームが肥満女性34人(50~65歳)を対象に行った研究で、高たんぱく質の食事をとると一定の減量効果が得られるが、減量後もインスリン抵抗性は改善しないことがわかったと報告していた。

推奨量のたんぱく質を含む食事療法を行った群では、2型糖尿病や心疾患リスクの低減に重要とされるインスリン抵抗性が25~30%改善したのに対し、高たんぱく質食を摂取した群ではインスリン抵抗性の改善は認められなかったという。

さらに高たんぱく質食の摂取は筋肉量の維持にもほとんどベネフィットがないともあった。  「減量のうち3分の2は脂肪組織からで、残りの3分の1は筋肉に依存している。高たんぱく質食を摂取した群では、筋肉の減少量はやや少ないようだったが、最終的には1ポンド(約450g)の差におさまり、こうした僅差に臨床的ベネフィットがあるかどうかは疑問であるとも述べられていた。

一方で他の研究者はたんぱく質を含む食事であっても、糖尿病の予防には減量の効果は大きいともあったり、男性等では未確認だったり、まぁまだまだ研究段階って事。 しかしやはり減量とともに重要なのは"運動"だという意見は一番信憑性は高かった。

安易に軽々しく『たんぱく質沢山食べましょう!』と言う前に、今一度お勉強である。