負の経験値

負の経験値

混んでいるところには、混んでいる理由がある。 確かにそうだが、その理由が必ずしも良いものとは限らない。

先日雇いたくても雇えない話を書いたが、もう少し具体的に一番雇うのが難しいのが、毎日沢山患者が来るという接骨院に勤めていたという者。

そもそもウチの柔整スタッフたちにいつも問うのだが、柔道整復師としての専門は何か?! それは怪我であり外傷であり、障害では無い。 やっては診てはいけないモノは学校では教えないから、そもそも障害を習っていないし、障害の概念が無い。 更に少々厄介な傷害については本質からは大きくかけ離れる。

ぶつけた転んだ捻ったが怪我であるのなら、そんなに町に転んで捻ったお年寄りが沢山いる訳が無い。 怪我で無い外傷で無い者を、傷害の概念が無い者が診る。 いや、診れていないのだが、そもそも職場で学ぶべき学習がされてない。 故に例えば転んで膝が痛いのも、転んで無いのに膝が痛いのも同じ治し方をする。

治療する側なら自己責任で、自分が勝手に選んだ職場だから誰のせいでもないのだが、困って頼ってきた患者にとってはたまったモンじゃない。

それでもウチにやって来た柔整師君たちは気が付いたからやって来た。 外傷と障害と傷害の違いについて本気で疑問に思ったからやって来た。 進むべき正しい道は一本なのだから。