能力と脳力

能力と脳力

『此処は今まで行った所と全く違う』 と患者に言われて喜ぶ輩は五万といる。てか全員が「ウチはいつもそう言われる!」なんて思っている。 どんだけボンクラなのか。

ごくごく普通で、当たり前の事しかしていません。 奇をてらう事もしませんし、魔法や手品もしませんし持ってません。 だから長年悪いのが一回で!なんて事もあり得ません。 二、三回で来なくなるのなら、初めから止めた方が良いとも言い放つ。 一生日陰まっしぐらな院ですわ、ウチは。

そもそも説明も治療も一回二回で全てする訳、出来る訳が無い。 そもそも自分が好きな事、興味ある事以外の継続性が無いから治らない。だからずっと悪い。 好きな事は子供だって続けられる。

物事を成し遂げようとする "能力" という部分が大きく欠落している人間がいる。 記憶・判断の "脳力" と先述の "能力" を完全にはき違えている。 夏目漱石も作品の中で「何事によらず彼は徹底的に考える"脳力"のない男である」と書いている通り、能力とは違う言葉なのだ。

中途半端な知識や情報は、かえって道を大きく外してしまう。 しかも本人が一番気が付かぬうちに。 某スポーツ専門出版社に勤めつ患者も 『最近にわかが多すぎる』 と言っていた。 

好きな事だけやって、自分は頑張っているという人間か否か。 それは他人の方が知っている事なのだろうがな。