唯一違った、会社員時代に学んだ事と人生で学んだ事。

唯一違った、会社員時代に学んだ事と人生で学んだ事。

わりと最近まで働くという事の上で心に刻まれていた事がある。

バブル時代真っただ中だった新人会社員時代、巷には消費を促す煽る広告が溢れていた。そしてそれを誰もが間違えているとは思っていなかった。 某ゼネコンのCMで『週末、活字を忘れる』なんてものもあったが、まさにその典型。 が、考えてみれば現在もそれらを忘れた人間たちが同じような事を繰り返している世の中。

その若い頃、会社の上司に言われた言葉がある。 『男は仕事と同一線上に人生のやりがいを見つけろ!』 と。 

長年その通りだと思って生きてきた。 いまでも一部は間違えてはいないと思うのだが、人生のやりがいという価値判断で仕事を選ぶのは違うのではないかと、自分の人生で気が付いた。 だからといって遊びで人生のやりがいや喜びのすべてを見出すのは最も違う。 そんな輩ばかりであったら世の中、社会が破たんする。 遊びの延長で他人からお金を取ろうなんて人間に、他人の為に自己犠牲で働けるとは思わない。 少なくともそんな人間は少ない。

そうだよな、今考えてみれば上司だって当時三十後半、四十そこそこ。 仕事バリバリでイケイケな年齢。 もっと人生にのりしろをと言うのは最も無理な世代。仕事に限らず遊びでも。 何でも自分は出来るし、自分は間違ってないと思う世代。

正直自分自身、したい仕事したくない仕事で業種に勝手に順列序列を付けていた。 しかし一日仕事が終わって鞄かついで帰り道、ふとそれを見上げて笑顔になれれば、その自分の一日の仕事で誰かが笑顔になれるのならば、医療だろうとITだろうと、ホワイトカラーどろうとブルーカラーだろうと、人生必要以上に業種や職種にこだわれこと自体が無意味であり不毛なこだわりなのかもしれない。

そして多くの人の笑顔の為に背伸びせず見栄を張らず、自分の身の丈の人生で今日も頑張っていきたい。