身体の中の砂時計

身体の中の砂時計

なかなか無茶ブリな実験をやるものだ。 健康かつ若年のボランティア33人に42時間起きていてもらい、その間に注意力および反応時間とMRI検査により脳活動を調査したそうだ。

答えは当然予想通り、断眠時間が長くなるほど試験の成績は低下したそうなのだが、今回の調査で「概日リズム」と「恒常的睡眠欲」という2つの基礎的な生物学的プロセスの間に複雑な相互作用があることが分かったらしい。

"概日リズム"は時計のようなもので、光と暗闇に反応して睡眠・覚醒サイクルを決定し、それに対して"睡眠欲"は砂時計のようなものであり、起きている時間が長くなるほど眠りたい欲求が増大するという。

睡眠は事故リスクはもちろん、2型糖尿病や心疾患などのリスクも高くなる。 研究チームは65歳未満の成人は毎晩7~9時間、65歳以上では7~8時間の睡眠を取ることが良いのだと述べていた。 だが実際は生活の中でそう簡単に睡眠時間は増やせないという事実も、最後に研究の先生も認め、付け加えていた。 小生自身もこの20年毎晩4時間前後なので気をつけねばである。