それはオトナじゃなくて、歳とったコドモ。

オトナじゃなくて、歳とったコドモ。

4年に一度のオリンピック、今回も多くの感動を参加したすべての選手が届けてくれた。 そしてまた4年後を目指す者、今回でピリオドを打つ者、だが今はとりあえずゆっくり休んで欲しい。

TVで今回のオリンピックを振り返って的な番組を各局で数多くやっているのだが、専門の解説者では無い、特にスポーツに精通しているでも無い人間の、公の席でのコメントには少々眉をしかめる事がある。 単なるスポーツ好きにもかかわらず。

好きが高じて熱が入り、自分が時代の中心のように勘違いをしてしまう。 そんなレベルで延長線上で、趣味で店や仕事などされてしまった日にはたまったモンじゃ無い。 先日は馴染の患者とそんなメーカーと呼べないスポーツメーカーの話を、高校生の患者とは某競技専門ショップの問題点の話をしたりした。

正しい間違いの話では無く、つじつまが合わない。 が、得てして当人はつじつまが合わないと思っていない。 大人のクセに子供、いや、ただ単に歳をとっただけの子供なのだ。

そもそも子供とは一部の例外を省き、国際連合の児童の権利に関する条約で、"18歳未満のすべての者" を子供としている。 しかもこの条約は加盟194カ国中192カ国で批准されている。

逆に大人とは何か? 18歳以上が大人なのか?  正しい大人と言う言葉の定義は身体的成熟だけではなく精神的な成熟、考え方や態度が十分に成熟していること、思慮分別があること、としている。 また別の表現では、目先のことだけに感情的に反応したり単細胞的に反応したりせず、長期的・大局的なこと見失わず理性的な判断ができる状態、ともされている。

辛い事、苦しい事、様々な涙を乗り越えて、人間は大人になっていく。 好きな事、楽しい、面白い事だけしている人間は決して大人にはなれんのだ。  誰よりも多くの涙を流した選手たちに敬意と労いを払う。