健康に良い総身体活動量の上限は?

健康に良い総身体活動量の上限は?

スポーツでもそれ以外でも、昨今ナンでもやり過ぎハマり過ぎ人間の多い、変な世の中ですわ。 何事もちょうど良いさじ加減、自分の身の丈ってモンがある。

昨日健康に関するこんな記事で、 『現行推奨レベルよりも数倍多い総身体活動量を達成している人の5疾病(乳がん、大腸がん、糖尿病、虚血性心疾患、虚血性脳卒中)のリスクは、有意に低いことが明らかにされた』 というものを読んだ。

まぁ当たり前と言えば当たり前のようの思われるが、細かい内容となると少々話が違ってくる。

米国の研究グループが174本の論文をもとに調査した結果、総身体活動量が高値であるほど、すべてのアウトカムについてリスクが有意に低かったのだが、たとえばの例で糖尿病リスクについての数字が載っていたのだが、WHOの最小身体活動量推奨値の(週に600MET分)人では2%低下、600から3,600MET分/週と増えるにつれて、さらに19%まで低下したが、逆にそれより多いと得られる利益はどんどん少なくなり、9,000から1万2,000MET分/週の増大の間に低下したリスクはわずか0.6%だったそうである。

結局リスク軽減幅が大きかったのは低次活動量(最高3,000~4,000MET分/週)であり、何事もやり過ぎればよいという事では無い。 やり過ぎて膝腰痛めてなど、完全本末転倒である。 

本当に賢いという事は何であるか? 最近多いお勉強馬鹿にだけには成らんでほしい。