知りませんでしたわ、アメリカでスポーツ選手に吸い玉、カップリングが人気あった事なんて。興味も関心も無かったモンで。
オリンピックでも某水泳選手の背中にボコボコあざがありましたっけね。 カッピング療法と呼ばれる古代中国の医術。特殊な丸いカップを皮膚に取り付け、熱やポンプで吸引し、筋肉や血流を刺激し、痛みを和らげる効果があるとされているもの。
最近アメリカでは医療機関でも積極的に取り入れているところもあるという。 選手にもそれなりに効果があり、評判も良好で、吸引により痛みが軽減し、治癒が促進され、柔軟性が向上する機序についても東洋では気の流れが、西洋ではカッピングによって組織が損傷されたり締めつけられたりすると微小血管が破れ、その修復のために血流が増大し、酸素供給も向上するため、健康効果が得られるとされている。
ただし別の意見では、「局所的な組織の損傷が全身状態を向上させるという考えを裏づけるデータはない」ともあり、アスリートのパフォーマンス面での有効性を裏づける研究は実施されていないそうである。
最近古くて新しいものがスポーツ界で良く見受けられる。 最新を追うのもいいが、改めて先人の意見や経験に耳を傾けるべきであろう。 東洋医学は東洋医学に長く取り組んでいらっしゃる先生が専門。 わずか数年の経験?ん?? アメリカのクリニックの先生ですら 「優れた施術者が治療プログラムの一環として適切に使用することで、多くの患者でベネフィットが認められている」 と述べているのだから。