母親と子の両者に長期的な影響

母親と児の両者に長期的な影響

何気につねに妊婦さんの患者さんは何人も。 心身共にデリケートな時期だけに、理論や技術より重要な事が盛り沢山。 

昔から妊婦さんへの運動指導について色々言われているが、多くの文献では適宜適切な運動は良い効果を生むので望ましいとある。 ではどの部分でどう良いのかの一例を、最近の研究から。

北欧の大学の研究で、肥満の妊婦では週3回の軽い運動でも妊娠糖尿病の発症リスクが低減し、血圧も低下する可能性があると発表された。

肥満の妊婦は妊娠糖尿病や妊娠高血圧などの合併症リスクが高い。 また妊娠中の体重増加も正常体重の女性より大きい場合が多い。 肥満妊婦では帝王切開率も高く、児の出生体重も重くなる傾向がみられるという。

母親と児の両者に長期的な影響をもたらす肥満に関連した妊娠合併症リスクを減らすことは重要であり、運動を制限する医学的な理由がない限りは、妊娠中も運動するようにアドバイスすべきだと研究者の先生は述べていた。

ちなみに研究で言う軽い運動とは、トレッドミル上でのウォーキング(35分間)と筋力トレーニング(25分間)を週3回だそうだ。 まぁまぁナ運動である...