人工芝と負傷の関係

人工芝と負傷の関係

米国での報告で、人工芝の薄さにより、高校生のスポーツ選手負傷リスクが上がっているかどうかというもの。

それによるとコスト節約のために、"インフィル"と呼ばれるゴムと砂から成る充填材を少なくした人工芝は、高校アメフト選手の負傷件数の大幅な上昇に関連している可能性があることが、新たな研究で示唆されたという。

実は以前、スポーツ施設関連の仕事で人工芝の施工の現場に立ち会った事がある。 最近ではインドアテニスのカーペットもそうだが、素材はピン切り。 問題は果たして施設側が費用と傷害の関係をどれだけ真剣に考えているかどうか。

米国研究者のその報告によると、最もインフィルの多い校庭(平方フィートあたり9ポンド以上)ではシーズンあたりの平均負傷件数は18件であったのに対し、平方フィートあたり3~5ポンドの校庭では34件であったそうだ。 さらにそのインフィルの少ない校庭では地面との接触による負傷の比率が高かった。

だからと言って単純にハイ、増やしましょうとはいかぬのも現実。 傷害は多因子多要因。今後より一層の研究解明が必要であるとしている。 治す我々側も更に深く現状を理解する必要がある。