世界規模でみた一過性脳虚血発作

世界規模でみた一過性脳虚血発作

脳梗塞の前触れといわれる一過性脳虚血発作(TIA)。 その多くが数分以内に、長くても24時間以内にその症状が完全に消失するものをいう。 脳に行く血液の流れが一過性に悪くなり、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れるというものだ。

基礎的な事は各々勉強してほしいが、一番最近の一過性脳虚血発作(TIA)の大規模国際共同登録研究機関が発表した話しを見かけたのでメモ書き。

世界21ヵ国61施設から登録された4,789例のTIA患者を1年間追跡したところ、脳卒中の累積発症率は5.1%であり、その半数以上がTIA発症30日以内に発症していた。また、ABCD2スコア高値、頭部画像における複数の急性虚血病変、アテローム血栓性の機序によるTIAなどが脳卒中発症の有意な危険因子であった。

それでも今回の報告は専門施設で管理されている患者対象のデータと考えられることから、リアルな数字はもっと高いと考えられると報告されていた。

聞き逃さず見逃さずだ。