糖尿病には有酸素よりレジスタンス運動

糖尿病には有酸素よりレジスタンス運動

昨今様々な疾病疾患に対して積極的な運動療法が推奨されているが、今一度そのリスクも考えねばならない。

先日日本で行われたあるシンポジウムで、「2型糖尿病患者に運動療法を処方する際には、合併症の有無や程度を医学的に評価したうえで、運動の強度や量、種類に配慮する必要がある。」と述べられ、糖尿病腎症患者に対する運動療法指導について解説されていた。

有酸素運動は腎症3~4期の患者における安全性、有効性が示されているがその反面、虚血性心疾患(IHD)を誘発させる事もあり、保存期のCKD患者は心血管死亡リスクが高まる。 アメリカでは既に5年ほど前から酸素運動に加えてレジスタンス運動も推奨されている。

ラバーチューブ等を使った血圧や心拍数を上げない程度のレジスタンス運動であるのだが、尿アルブミンやeGFRに変化なく安全に行え、腎症4期まで運動療法が行えるものと考えていると研究者の先生は述べていた。

もちろんリスクがある事に留意し、しっかりとした管理・指導は必要である。 運動はイイよ、ハイ始めましょー!なんで事のならないように。