自分が一番輝いていた時

自分が一番輝いていた時

この年になって改めて振り返って考える時がある。 "自分が一番輝いていた時はいつだったんだろう" と。

最近自分なりに出した答えが21、22歳だった。 夢も希望も根拠の無い自信もあり、記憶のすべてが楽しい事で埋まっている。

30代は見栄もプライドも、40代は引き返せない自己肯定で、今ほど客観に自分を振り返る事は出来なかった。

20代の頃、5年勤めた会社があったが、そこで人生というものを一番学んだ。 正直そこで輝きを一番失ってしまったが、だが現在の自分の半分を構成しているのもそこでの経験。感謝はしているが、もう少し違った考えと努力は出来なかったものかと後悔と反省もする。

学生の頃に学んだ事は決して嘘でも間違えでも無く、正しく事実を学んだと思っていたが、その事実と現実との圧倒的な差をその後の人生で学ぶこととなる。 それが社会に出るという事であり、常々言い続けている真の "勉強" という事になる。

どんなに情報社会が進もうと、今の自分に本当に必要なものを手に入れられる数は、今も昔も決して変わる事は無い。 むしろ不必要な情報を多く取り込んでしまい自分を見失い事となるだろう。

知人の某大学の教授が、『人生で最も頭が柔らかい10代20代を紙とペンだけで過ごすと、社会性は著しく欠落してしまう』と言っていた。

正しく後悔し、其れを繰り返した数だけ輝ける人生を手に入れる事が出来る。 自分のやりたい事や主張を押し通せば押し通すほど、他人から見たら空っぽのまるで輝きの無い人間になるのだろう。

過ぎ去りし日は取り返せぬが、せめて昨日より良い今日にしていきたい。 日々コツコツと。