専門家では無い、専門家風。

専門家では無い、専門家風。

得てしていつものパターン、柔整師が辞めると骨折・脱臼・捻挫患者が増えるという。

足首亀裂の高校生。X-ray、MRI一確認済み。 「週間後の大会に出れますか?」 当然そうなる。 出る気なら選択肢は出るだけで話しを進めましょう。

小生も全てのスポーツに精通している訳では無い。今朝もアーチェリーで肩を痛めた患者(外国の方)も診た。 やりたいと言う、その真剣な目に全力で応えなくて何が治療家だ。

時には普段使っているラケットやシューズを持ってきてもらって打ち合わせもする。 お陰さまで靴は専門。 道具から癖も良く分かる。 負担のかからぬ動きの提案と改善を、流行りのスクリーニングで机上の動作解析。 

柔整師のスタッフ達にはよく言う。 外傷の専門なのだから、障害は専門外だと言う事を自覚しておけ。 原因が明確な外傷と違い、障害を学ぶのは数倍の時間がかかるのだ。 そもそも専門外を安易に診れると言うな!と説く。

傷害の紐解きには時間をかけた話し合いが必要。患者本人はもとより、時には親や指導者も話し合いに入り。 

テーピングとサポーターで試合に出れるなら苦労はせん。 動きは試合はまだ無理だと言いながら当日はしっかりテーピングをと。 第三者だけだな、その矛盾に気が付くのは。

すべての症状は治すが、全ての患者は診れん。 外傷と障害の概念がわかる人間、理解できている治療家、雲をつかむような確立だろうが頑張って出会いを探してもらいたい。