それってアナタ、療法士じゃなくて訓練士?!

それってアナタ、療法士じゃなくて訓練士?!

昨日、昼に来た患者から夕方電話があった。 これがまた、こういう時に限って珍しく小生が受話器をとってしまった。

こんな時は悪い内容を予想する。 当然声のテンションも下がる... だが予想に反して良い内容。 褒められる事に免疫の無い小生としては、逆に更にテンションが下がる。 まぁ何はともあれ、タマには胸張って書ける良い事でヨカッタ。

小生より一回りちょっと目上の、現在でも週4クラッシックバレエをしているその女性。 2年ぶりの来院だが半年ほど前から股関節が悪くなり、バレエ・スポーツで有名な都内の整形で診察とリハビリを受けていたという。 当然当初よりは良くはなっているのだが、その効果はリハのお陰か自然治癒か、どちらの割合が多いかと尋ねてみると、そこは当然苦笑い。 

リハの内容を詳細に尋ねてみると、ストレッチ2種、殿筋・内転筋トレと骨盤体操。 そんで数分筋肉触って、ほら角度コンなでしょ?!的な可動チェック。 まぁ、ですよね。 でもどこに療法があるのだろうか? 患者は素人だから文句は言わんし言えんのだが、なんかモヤっとした気持ちはあるもんだ。

持って来ていもらったMRIで、大腿骨軟骨菲薄、股関節滑膜増殖の可能性が見られていてもこのリハビリ。 素敵と言うには程遠い。

過去何十回も書いているが、当院はスポーツ専門院では無い。 今よりより動きたい、動けるようになりたい人への手助けをする、運動療法専門施設。 その為に何が一番必要なのかが治す側、患者側双方で理解できて初めて成立するもの。 手に手を取り合って共に歩む。 どちらが上でも下でも無い。 お互いでお互いの笑顔を大切にしたいものである。 小生が考えるのは日々ただそれだけである。