血液サラサラ薬が脳出血治療に!?

血液サラサラ薬が脳出血治療に!?

ひな祭りですね、あっそうですか。 ウチにはまったく関係無いので、じゃ今日は脳出血治療の話しを...

通常は脳の血栓を分解させるためにt-PA(組織プラスミノーゲン活性化因子)だが、ナントそれを脳出血患者の治療に使ったら良かった!!って記事を。

普通に考えたら逆。 そもそも米国専門機関によると、脳卒中のうち脳内の出血に起因するものは15%、残り85%は血栓に起因するもので、その85%には理にかなうが、残りの15%セントに使うのは逆効果だと考える。 だがココからが凄い。 以前テリパラチドの件でも書いたが、いやぁ~大先生達のご努力は流石でございます。

先日、LAで開催された年次総会で、t-PAが脳出血にも有用である可能性を示唆する2件の研究が発表された。 脳室にt-PAを投与すると、脳出血による死亡率が10%低減し、重度の身体障害を来す患者の増加はみられないことが明らかなったという。

脳出血により脳室内に貯留した血液を除去する目的でt-PAを使用したそうなのだが、研究では脳室への血液貯留が少量の患者には大きな効果は無かったらしいが、血液貯留が多量にみられた患者では、t-PA治療によって脳卒中後の身体機能転帰が良好である比率がほぼ2倍となったそうで、さらにt-PAを複数回投与すると、尚いっそう多量の血液を脳から除去することができたそうである。

まだまだ予備的な研究だそうなのだが、研究の先生方の柔軟な発想と日々の努力のお陰で、我々は此れからも健康的な生活をおくれるのだ。素晴らしい。