一応これでも求人採用やってるんですわ。

一応これでも求人採用やってるんですわね。

いやぁ、治療に専念してこの二十年、お陰で諸々しぶとくなりましたわ。 開院当時は一日十人診たぐらいでヘロヘロだったけど、今じゃ完全一人で二十、三十人診たってヘッチャラに。もち保険外診療ね。 お陰でスタッフ人数、求人に対してもノンキになった。

柔整師や鍼灸師、スポーツトレーナーとか、色々採用希望でやってくるのだが、毎年この時期土壇場でやってくる。他人の事言えないが呑気じゃね!?

この数年、バイトちゃんたちの多くが理学療法科の学生。 コレが皆頭も良くてとっても良い子ばかりであった。 全員社員で残ってもらいたいぐらいだったのだが、あいにく残念な場末の肩揉み屋に就職はお互い残念で。 そりゃ最新設備の総合病院に勤めたいだろうし、勤めなさいって。 そして患者ひとりひとりに膝つけ合わせ診る事が、最新知識や理論より勝る事だと気付いた時に戻ってきなさいと。

今週も何人もの新規の患者が驚きながら笑っていた。 治療には最新の理論もテクニックも関係無いという事に気が付いて。

患者も此方も機械じゃ無い。 構造を見るのでは無く、患者を診る。 そんな事が分からない院が多い事に、患者は無意識に気が付いてやってくる。 患者との温度差を極力なくす努力をせねばならない。 それが我々の最大の努力ポイントなのだから。