神経回路の変化と運動機能の回復との因果関係

神経回路の変化と運動機能の回復との因果関係

経験知的によるリハビリの効果、過去の研究で神経突起の伸びが生じるせいとかは分かっていたが、神経回路の変化がどのように運動機能の回復に関連するかは明らかにはなっていなかった。 先日米国の研究でその一部が明らかになったと報告があった。

その報告によると、1.麻痺側のリハビリテーションにより、運動野-赤核間の神経連絡が増加した。 2.麻痺側を集中的に使うことで、その部分を司る脳の領域が拡大し、運動機能が回復した。 3.運動野-赤核間の神経連絡を意図的に切断すると、運動機能が再び悪化した。 と言う。

筋力・体力だけでは無く、この神経を鍛える効果が麻痺状態の人だけに限らず、一般の人・スポーツ選手などの運動機能の向上につながることになる。 これからも研究者の先生方のご活躍に期待する。