最新間欠性跛行の運動療法について。

最新間欠性跛行の運動療法について。

間欠性跛行を呈する末梢動脈疾患に対して、運動療法が第一選択治療とされており、血管内血行再建術との併用についても有望視はされていたらしいのだが、今まで比較検討されたデータはほとんどなかったそうだ。

今回オランダの医科大研究チームが、血管内血行再建(選択的ステント)術+運動療法(106例)または運動療法単独(106例)を受ける群に無作為に患者を割り付け、12ヵ月間追跡をした報告。

その結果、併用群は運動単独群より改善歩行距離の差が282m長かったそうだ。 これにより1年後時点で、併用群のほうが歩行距離および健康関連QOLが有意に大きく改善し、間欠性跛行を呈する末梢動脈疾患患者に対して、血管内血行再建術と運動療法の併用は、運動療法単独と比べて有用であることが明らかにされた。

丁度先日、血管内血行再建術を行った当院の患者もいたのだが、経過は素晴らしく良好。 幅広く治療の選択肢を見つけ、見極めなければである。