胸やけの薬のお話し。

胸やけの薬のお話し。

食べ過ぎ飲み過ぎて胸やけした時に飲む薬、実はそれが慢性腎臓病発症リスクを高めてるって知ってますか? 

数種類あるその薬の中でも、医師がよく出すプロトンポンプ阻害薬。 ウチの患者でも胃食道逆流症(逆流性食道炎)、胃・十二指腸潰瘍、胃・十二指腸潰瘍におけるヘリコバクター・ピロリ除菌などでよく飲んでいる事を聞く。

当然な話しだが、本来くすりは承認された適応症にのみ使用すべきであり、単なる胸焼けにプロトンポンプ阻害薬を安易に用いるべきではないと、先ごろ米国の医師の研究チームが述べていた。

まだまだ研究精査段階らしいのだが、短期的なPPI使用との関連が認められている急性間質性腎炎の発作を繰り返し起こすと、徐々に腎臓が損傷される可能性があり、また、PPIが血液中のマグネシウム濃度を低下させることにより腎損傷を引き起こすとも考えられる言う。

どちらにせ何にせよ、薬は安易に用いるものではない。 そこのところを医師・専門家は今一度認識するべきだという事だろう。 ちなみに胃酸を抑制する別クラスの薬剤ではリスク上昇は見られなかったそうである。