老人転倒の本当の理由。

老人転倒の本当の理由。

老人の転倒を患者の家族や医療従事者、介護者は、その裏に疾患が潜んでいる事を関連づけて考えないことが非常に多い。

米マサチューセッツで転倒により救急搬送される老人を調査した結果、不器用ウッカリでは無く、潜在的な感染症をもつ可能性がある事が示唆された。

転倒のため救急治療を受け、後に潜在的な感染症と診断された研究対象患者161人。尿路感染、血流感染、呼吸器感染が最も多かった。感染症は血圧低下を招き、めまい感やふらつき感が生じ、転倒リスクを上昇する。認知症を有する高齢者では、感染症により錯乱が増大する可能性もあるという。

しかし感染症に関連した転倒は通常、高齢者にみられるが、誰にでも生じうると言い、今回の調査でも20%は65歳未満だったそうだ。

転んでやってくる年配患者は日々いるが、捻って痛いところだけ診ているスタッフを叱咤する。でもちょっとは小声で。 転んで捻ったのはみりゃ分かる。 ナゼ転んだのかを真剣に考える。その真剣身が足りないから注意する。 

ちょうど昨日も、暫く前に足を捻って他院でなかなか治らずやって来た年配女性患者がいた。 膝をつけ合わせて良く話してみると、今の状態より転びそうになってしまった事に不安と不満をもっていた。

治療は作業では無い。 診ると言う事に真剣にならねばならない。 治す側も真剣に、患者側も真剣な先生を選ぶべきである。