今迄があるから此れから。

今迄があるから此れから。

夢や希望、チャレンジとはよく言うが、それだけで美しい行動のように思うのは如何なものか。

昔ある女性が「世の中全員が夢を追っていたら、世の中どうにかなっちゃうじゃない!?」と言っていた。 冷静に客観的に考えたら確かにそうだ。

人間、自分の歩んできた人生を正しく振り返るのには勇気がいる。 多くのものが過去を肯定する。 小生自身、仕事にスポーツに勉強に、すべてを全力で取り組んでいたと思っていた20代。 確かにその時があるから今の自分があるのだが、もしその時何かひとつに全力で取り組んでいたら、今がもっと変わっていたのではと考える。 じゃ仕事・スポーツ・勉強の三つを考えたら、一番違うのは自分の人生で言えばスポーツ。次に勉強。 やはり振り返ってもっと全力で取り組まなければならなかったと改めて思うのが仕事。 以前何度か書いたが、正確にいえば仕事と勉強はイコールなのだが。

何かに挑戦、チャレンジする時、なんにもベースも無いのにいきなりは無謀。それは挑戦とは言わず、欲。 違う人生、違う道を歩む事の重さを理解出来ているのかいささか疑問。

道を間違えれば、ふり返ると通って来た道は消え、そして帰るところを失う。

昨今東京オリンピックネタも有りで、各方面でスポーツ選手をクローズアップしている事が多いのだが、くれぐれも企業やマスコミの利害に惑わされ、影響されないで欲しい。

古代ローマ時代の風刺詩人、ユウェナリスの「健全な精神は健全な肉体に宿る」の正しい意味を是非調べて欲しい。 スポーツの本当の意味は其処にあるのだから。