心底患者の立場になってこそプロの治療家。

心底患者の立場になってこそプロの治療家。

暫く前の話し。 近所に"カバン・財布、革製品修理します"と、小じんまりした看板がある家がある。 工房らしい部屋が外からも見え、職人らしい雰囲気がうかがえた。気が付いた時にはあったから、15年以上はそこでやっているのだろう。

先日、もうかれこれ20年は愛用している外国製の小さな革の小銭入れの修理をお願いしにそこを訪れた。 10年ほど前にも一度別のところで修理した事があるのだが、今回は近所にお願いをした。

小生より少々目上の男性が、小銭入れを手に取り数秒で開口一番、 「コレは手縫いだから無理だね」 と。  ん?! 言っている事は分かるが、理屈がイマイチ良く分からぬ。 まぁもちろん、ハイそうですかとその場を後にしたが、職人魂を期待した分、残念感満載であった。

職人とは何か?プロとは何か?!

例えばデザイナーという仕事。 デザイナーという仕事は基本、アーティストでは無く職人。だからネームが入らないのが普通であり、名前が前に出なくて当たり前。 かの有名な、世界の自動車デザインの巨匠、ジウジアーロ氏もそのような理由で自分の名前を出さぬ作品を世にいくつも送りだしたという。

昨今治療の世界にも、そんな売名大好き、人前に出たがり人間がウジャウジャ。 研究者にもなりきれず、臨床医にもなりきれない中途半端な医療人が、机上の肩書でもっともらしく声高に。 そして人を見抜く目の無い者たちが寄り集まる。

依頼主の意見より自分の気持ち、自分のやりたい事だけをしているのは職人ではなく"趣味"だ。

「ほら、ホントは此処が原因なんですよ!此処をこうすると治るんですよ!!」     まぁナンテ薄っぺらい...  先日見つけた某売名医療人が、以前トップで勤めていたところの評判は最悪。そこへ通う患者だけでなく、元スタッフからも。 でも施設やキャッチだけはカッコよさ一番! 以前そこへ子供を通院させていた母親が「あそこは基本様子見ですからね」と。    ふ、深い...

お金を払って他人の趣味に付き合ってはイカンですわね。 タマには直球で毒ネタでござんした。