善行を積むと社交不安障害が改善する話し。

善行を積むと社交不安障害が改善する話し。

確かになかなか治らない痛みや障害に、心が影響している事はある。しかしその分野は異分野であり、安易安直に手を出すべきではない。

著名な日本の神経内科医の先生が 「解剖学的に説明が付かなくなった時、そこで初めて心的要因を考える。 何でも始めから心のせい、気持ちのせいにするべきではない」 といっていた。 だが我々民間療法でも安易に「心の不安を」などと宣伝客寄せしていたり、メンタルトレーニングと軽々しく口にするスポーツ指導者・トレーナーが多過ぎる。 正直身の丈を超え過ぎている。

先日カナダの大学の先生チームが、専門の研究で他人との交流に脅えたり、不安を感じたりする社交不安障害の患者は、親切行為を行うことによって、他人とリラックスして交流しやすくなることがわかったと報告されていた。

研究では高度の社会不安をもつ学部生115人を3群に分け、第1群には、慈善的寄付などの親切行為をしてもらい、第2群には社会的交流をしてもらったが、善行の指示はしなかった。 第3群には毎日起きたことを記録してもらったが、他人との交流について特に指示をしなかった。  その結果、親切行為をした群で、社会的交流を避けたいという気持ちが最も減少した。特に、介入の初期には大きく改善していたという。

「善行は、拒絶されることへの不安と恐れを緩和し、社交不安障害の患者が他者と交流することを助ける貴重なツールだ。善行を含んだ治療戦略により、患者の生活の質を改善できる」と研究の先生は述べていた。

当たり前の様な他人への親切行為、電車の通勤、車を運転しているとわざと他人を割り込ませなかったり、道で転んだ人を素通りしたり。 そんな大人の子供が真っ当な大人になる訳が無い。

自分の欲や希望を満たす前に、治療だメンタルだという前に、まず自分が善行を積むべきであるのだ。