落ちた筋量戻るのは、非運動期間の約3倍の期間を要する最新レポート。

落ちた筋量戻るのは、非運動期間の約3倍の期間を要する最新レポート。

何でもかんでも筋肉筋力のせいにする、低俗治療家・指導者が蔓延る世を危惧する小生であるが、まぁタマには素人にも分かりやすいネタを。

先ごろ欧州某医大の研究で、2週間運動をしないと、筋力が大幅に低下し、しかも体力・筋力がある人ほど運動を休んだ場合に失われる筋肉量が多いことが明らかにされた。

片脚を2週間動かさずにいた研究で、運動をしないと若い人でも高齢者でも同じように筋力が、いや若い人の方が高齢者より大きく落ちたという。若い人で約30%、高齢者では約25%の筋力低下が認められ、若い男性が2週間の運動不足で失う脚の筋力は、40~50歳分の老化に相当したという。

今回の研究では2週間の運動制限の後、自転車でのトレーニングを週3~4回、6週間実施したのだが、体力の回復がみられたが、筋量は期間中に完全には戻らなかった。もし筋量を以前の水準に戻したければ、ウェイトトレーニングを取り入れる必要があり、元の筋量に戻るまでには、運動しなかった期間の約3倍の期間を要すると研究者は述べていた。

今回の研究計算上、2週間全く動かなかった場合、高齢の男性では約250gの筋量が、若い男性は平均約500gもの筋量が失われていたという。

昨晩も先日怪我をした陸上短距離の高校生患者君に、今後の練習復帰期間と強度について説明をしたが、若いうちだからこそ正しい知識をつけてあげたい。