ウルトラマラソンの外傷と精神症状

ウルトラマラソンの外傷と精神症状

去年も同じネタ書いたのだが、最近もある日本の医師の方がコラムにまた書いていたので再アップ。

数日かけて何百キロも走り続けるウルトラマラソン。 ウチの患者にも必ず何人かいるのだが、まぁケアのしない事、トレーニングのしない事。毎回怒っていますわ、後悔しない前に何とかしろ!と。

暑い時期や暑い国で何百キロも走るなんて、何にも無い訳が無い。 その中でも最も過酷な大会のひとつがサハラ砂漠のウルトラマラソン。7日間かけて約230km走るんですわ。車でもちょっとめんどくさいのに。 流石にコレでたウチの患者はいませんが。

ゴビ砂漠にも人気なウルトラマラソンがあるらしく、その男性参加者11名にレース中に起こった外傷や精神症状を調査したレポートがあるんです。

その結果、11人すべてが擦過傷、脱水、熱中症を経験。 最初の6日間は元気さが減退し、疲労も増えたのだが、最終日にはそれらが劇的に改善したという。 おそらく残りあと1日だ!と気持ちで復活したのだろう。 その間の平均睡眠時間は6時間17分、最終日は4時間43分と減少していたそう。 とくに6日目あたりになると怒りっぽくなり、抑うつ症状が強いランナーも出るという状態だったそうである。

ちなみのこの研究に協力して下さった11人の男性参加者の身体データも公開されているのだが、平均体重 83.7±7.1kg、BMI 24±1.79kg/m2、平均年齢 33±11歳という、コレまた微妙ナ体重、BMIなもんだ。 まぁまぁスタミナが必要だって事ね。

微妙な体型の諸君、コレからは 「俺はウルトラマラソン向きな体型なんだ!」 と嘘ぶいてみては如何だろうか...