過食や肥満と慢性炎症。

過食や肥満と慢性炎症。

そもそも慢性炎症ってご存知か? ぜんそくやアトピー性皮膚炎等のアレルギー性疾患、関節リウマチなどの自己免疫性疾患など様々な種類がある。

先日、国立循環器病研究センター病院の論文で、慢性炎症の制御には主に胃から分泌されるホルモン・グレリンが必須だと報告されていた。

マウスを使った実験で、グレリン欠損マウスでは心負荷後の副交感神経活性が低下して炎症反応が高まるが、グレリン投与によって副交感神経活性の低下は減弱し、慢性炎症の持続が完全に抑制されることが確認されたそうだ。

以前から慢性炎症は動脈硬化や糖尿病の発症・進行に関与することが分かっているが、過食や肥満、糖尿病など血中グレリン濃度が減少する病態ではグレリンの作用が少ないために副交感神経の活性低下や慢性炎症が進みやすく、動脈硬化を来しやすくなっていることが今回の研究で示唆された。

制御に自律神経の働きが大きく影響することが、更にこれで証明され大きく前進したのだが、尚更我々民間療法でも取り組むべき事、必要性が明確になったと思う。 出来る事は何かないかと常に考え、患者と向き合いたい。