真剣なまなざしで進路相談をしてくる患者の子。

真剣なまなざしで進路相談をして来る患者の子。

昨日はとても豊かな一日であった。 求人の応募はあり、信頼されているなと実感できるような患者の紹介があり、夜は女子高生の患者の子から将来、進路の相談もされた。

一年ほど前にうちを訪れてきたバレーボール部のその彼女、実際治療に来たのは数回なのだが、彼女のお陰でまたひとつ、患者さんと向き合う事の大切さを勉強させてもらった。

昨年訪れてきた時は右大腿に強い痛みを訴え、ジャンプはもとより階段の上下も正座もしゃがむのも激痛。その痛みは2年半も前にさかのぼるらしい。 その間も横浜で有名なスポーツ整形数件と、我々の様な民間療法を何件も受診したそうだが、行く先々で違う病名を言われ改善もせず、少々遠方ではあるが縁があり小生のところへやって来た。

良くある同業の治療武勇伝的な話しを書くのは好かんので、コレ以上書くのは止めておくが、その彼女の真剣な瞳がとても印象的だった事を今でもよく覚えている。 小生が治したのでは無く、彼女自身が治したのだ。

その後弟さんも野球で来てくれ、お姉さんの調子が良いのは聞いてはいたが、今回一年ぶりに再会出来、笑顔を実際に見れてスタッフみんな此方の方が笑顔になった。

少々前置きが長くなったが、昨晩治療中にその彼女が突然、「わたし、将来スポーツトレーナーになりたいんです!」と話してきた。 勉強、大学について色々聞きたいと。 彼女のその目はいつにもまして非常にキラキラしていた。

中一の夏から三年の終わりまで、痛み苦しみ、何軒もの病院・治療院を渡り歩いた彼女だから分かる事、思う事がある。 きっかけは人それぞれだが、単なる憧れでなるのとは違うものが彼女の中には存在している。 知識で良くする治すのではなく、心で良くする事を逆に学ばせてもらった彼女だからこそ、他の誰よりもきっと優秀なトレーナーになる事だろう。 その夢に我々も全力で協力したいと思う。