肥満で過体重がは、腰痛とは直接無関係。

肥満で過体重がは腰痛とは無関係。

先ごろ米ラスベガスで開催された米国整形外科学会の年次集会で、ライフスタイルを少し変えれば腰痛が和らぐ可能性のあると発表されていた。

2,600万人のデータレビューのうち、腰痛は120万人、その中でも喫煙者16.5%、アルコール依存症患者15%、肥満患者17%、うつ病患者19%と、ライフスタイルとの関係が多いにあると示唆されていた。

この報告では脊椎障害で説明できず、どちらかといえば筋肉痛である腰痛の場合、肥満は腰痛との関連が最も明らかで、全関節と腰部にストレスがかかり、喫煙は血流を減少させ、痛みの一因となりうるとされていたが、身体活動が減ると、同時に疼痛が増す可能性があるともされていた。

たしかにメカニカルだけで考えれば、過体重などは不利な要因の一つであるが、過体重で痛いのでは無く、過体重になるような運動不足の生活がある事によって、痛覚等の受容器の閾値の問題が発生し過敏になり、痛みをより早い段階で、より強く訴えてしまうと小生は考える。 だから相撲取りのような一般的に過体重と思われるような体格でも、普段から運動をしている場合は、触覚・圧覚の受容細胞、痛覚の受容器が適切に働き、過剰な痛み、シグナルを発する事は無いと考えられる。 小生の専門を少し離れるが、喫煙、抑うつにおいても様々な受容細胞のエラーが発生する要因と考えれば納得がいく。

何にせよ健康的なライフスタイルに変える事は、疼痛改善に良い効果をもたらす事は間違いないのである。